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2009年7月11日 (土)

アメリカの文学における過去・現在・未来

 【ハックルベリー・フィンのアメリカ 「自由」はどこにあるのか 亀井俊介著 中公新書刊】を読んだ。アメリカ文学が呈示した最大の作品は「風とともに去りぬ」であろうと僕は確信している。もちろん、ヘミングウェイの存在も大きい。

 偏見を承知のうえで書くが、どうも、アメリカと文学は、僕の頭のなかで巧く繋がらないのだ。個人的に・・・。そして、アメリカには人文科学は馴染みにくいような気がするのだ。専ら、経済原理優先の国にあって文学的風土が醸成しにくい環境があるのではなかろうかと推論してみた。よい意味でヤンキーには文学は馴染みにくいのかも知れないのだ。

 寧ろ、ハリウッドに代表される安逸な映画の方がシックリとアメリカ人の一般的嗜好の問題としては理解できる。アメリカ人はヒーローが好きである。日本における一般的文学の様態、または、指向としてヒーローに期待する部分は些少である。

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