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2008年9月22日 (月)

寝テ居ルモ奉公ナリ-荻生徂徠の言葉-

  標記の言葉が読売新聞の編集手帳に掲載されていた。荻生徂徠は言説では、碌に働かずに、居眠りをしているような武士たる役人が藩庁からもらう俸禄からあきんどに流れる金子(きんす)を以て世間の経済を廻天させる潤滑油になるというのが本来の意であるそうである。

 編集手帳で指摘しているのは、厚生年金記録改竄に社会保険庁が組織的に関与した疑いが濃厚であることを舛添要一厚生労働大臣が認めたことを受けての記事であり、その意は、有害な改竄に較べれば無益な居眠りのほうが、どれほど国民に益するか知れないという皮肉を込めたものであった。それにしても荻生徂徠はおもろいことをいうものだと感心した。

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